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専門用語・キーワード解説

スクリーンマスク関連

照度

1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされる時の照度である。単位はlxまたはlux(ルクス)で表わす。

オープニング

紗(メッシュ)を構成するワイヤ直径を線径、ワイヤとワイヤとの間の開口部寸法をオープニングと呼称する。

メッシュカウント

1インチにある線の数を表わす。#325であれば1インチ(25.4mm)に325本のワイヤーがある。数値(#)が大きい程線の数は多く細かくなる。

オープニング率

(オープニングの2乗)÷(線径+オープニングの2乗)【%】で算出される(すなわち、単位面積あたりの開口部面積の率となる)。インクがメッシュを通過する状況を考えた場合、紗の面積部分はインクの通過にとっては邪魔になるので、オープニング率が大きいほどインクが通過しやすいといえる。

乳剤

PVA、酢ビ、アクリルモノマーで構成される紫外線硬化樹脂である。製版時にフォトマスクを介して紫外線を当てる事によって硬化させる。乳剤は水溶性であり、露光後に水現像することによってパターンが解像される。使用目的によって数種類の乳剤を使い分ける。乳剤の選定は、材質、解像性、露光感度、乳剤の膜厚や供給形態を基準にして行う。乳剤の材質は感光基の種類によってジアゾ系とSBQ系とに分けられる。

ジアゾ

乳剤に含まれる主成分であり、ジアゾニウム化合物の略語である。

SBQ

スチルバゾリウム(スチリルピリジニウム)の略語。光重合性樹脂のこと。

モワレ(モアレ)

版を肉眼で遠目で見た時に見られる干渉稿のような模様を指す業界用語。モワレの原因として1.版がハレーションを起こしている。2.細線印刷時に選定した紗の線径が大きすぎる。メッシュ数が少なすぎる。3.細線印刷時にバイアス角度が適正ではないという場合に見られます。こういった製版を使用して印刷を行うと模様が転写されてしまい、製品不具合の一因となってしまう。

フラット加工

スクリーン表面(基板面)をフラットにするために施す処理。

OC加工

ペーストの抜け性、版離れを良くするために乳剤上に施す処理である。

A処理

耐水性、耐溶剤性を増すための硬膜処理。

積算光量

単位面積当たりに受ける照射エネルギーで,その表面に到達する光量子(フォトン)の総量である。先の照度と時間との積でもある。J/m²またはJ/cm²で表される。

メッシュ

英語で網目の意味。ポリエステルやステンレスなどの糸で製織した網状のもの。スクリーンとも言う。糸の材質や太さ、目の大きさ、製織方法で構成される。使用目的によって糸の材質や目の大きさを選定する。

ハレーション

強く光る部分の周囲の輪郭がぼやけること。

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